教育ローンとは



使途としては、私立学校や、高校や大学といった義務教育ではない学校に対して、一時に多額の費用(最低でも数十万から、学部によっては数千万円単位)が発生する入学金や寄付金、年払の授業料の納付の目的である。遠隔地の大学の場合の、アパートや下宿の礼金、敷金、家賃などの費用に充当できるものもある。 日本の教育ローンの場合、原則として貸付対象は、定収のある保護者になっている。必要とされる書類は金融機関により違いがあるが、保護者の本人確認書類、保護者の所得証明書類、家族関係証明書類、学生の入学あるいは在籍証明書類、取引上使用している印鑑などである。無担保で保証人を不要とする代わりに、金融機関指定の保証会社による保証が必要とされている。申込にあたり事務手数料が必要な機関もある。一部の金融機関は低利を宣伝しているが、保証料や手数料が別建てのため低利に見えることもあり注意が必要である。利用にあたっては、金利のしくみ(変動金利か固定金利かなど)や繰り上げ返済の仕組みや手数料も確かめる必要がある。
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