香港ドル.com

　　最近のFXの人気は「FX4億円脱税主婦」で火が付いてもはやとどまる
　　ところを知りません。ただFX初心者の方はサブプライム問題を発端と
　　した円高で大きな損失を出した方も多いのではないのでしょうか？

　　FXと為替リスクについて真剣に考えさせられた2007年,2008年の円高
　　ですが昨今FXの上級者達が裏ワザ的な投資手法の1つとして注目して
　　いるのが「USD/HKD」です。なぜUSD/HKDのようなマイナーな通貨ペア
　　に注目が集まっているのでしょう？？

　　理由は「為替リスクが限定的だから」です。どういうことかというと
　　香港ドル(HKD)の通貨政策は米ドル(USD)と為替レートを連動させる
　　「ドルペッグ制」という制度を採用しており、香港ドルと米ドルは
　　ある一定のルールの中で連動して動くようになっています。

　　一定のルールとはどのようなルールかというとUSD/HKDのレートで
　　「7.7500〜7.8500まで」の間でしか動かないという内容です。

　　普通FXではドル円などの主要通貨ペアを取引した場合に120円で買い
　　ポジションを建ててもどこまで下がるかわかりませんし、下限は一切
　　設定されていません。だからいざ下落相場が始まった時に底なしの
　　不安にかられることになります。

　　ではUSD/HKDはどうでしょう。例えば7.8000で買いポジションを建てた
　　としても最大で7.7500までしか下落しませんので自分の損失が取引段階
　　で確定します。下落率にして0.6％程です。

　　0.6％しか下落しないということはドル円で考えると100円でポジション
　　を建てたら99.40までしか下落しないというのと同じことです。どれだけ
　　為替リスクが限定的か想像はつきますよね。

　　 　　

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